最初からクライマックス

だと思ったら真のクライマックスの前振りだったでござる。
等と思いつつシナリオ感想をば。


Cyborgized World Order 製作者:もぐらさん

更新分を早速プレイ。いや、まさか自分の投稿したあのキャラが、
バリバリの戦闘キャラになるとは予想もせなんだです。
コーヒー口に含んでなくて良かった……
変身、決戦、敗北、ヒーロー登場、それでも勝てない、そして……と
最初から延々と続くクライマックス展開でしたが、
シナリオそのものの根っこは凄く王道展開だなあという印象。
あんなの見せられて負ける道理なんて無い。
彼等二人を筆頭としたヒーロー達も、前作から要所要所で姿や名前が出ていたので、
展開の勢いも手伝って登場に全く違和感はありませんでした。
特にラストバトル時のヒント演出は、大変熱いモノを感じさせられました。

終始楽しませて頂きましたが、少し気になった点が2つほど。
1つは彼等が到着しての最初のバトルで、彼等の持っている特殊能力上、
ワザと負けるように動かないとシナリオが進まないので、
一定ターン経過でラスボスに2回行動でも付けてあげれば、
彼の圧倒性やその後のラストバトルの逆転劇も
強調されるんじゃないかなあと思ったのが1つで、
もう1つは割と自分自身の嗜好が大分混ざってますが、
バッドエンド分岐点についてです。
時限式選択肢に最初気付かず、まずバッドエンドを見てしまったのですが、
そこでラスボスの正体……というか
思考や内面的弱さの一端を見てしまったせいか、
それまでに見せていた圧倒性が薄れてしまい、ラストバトルでのヒントシーンでも、
「これで勝てる」「これなら負けっこない」な気持ちと一緒に、
「こりゃラスボスに勝ち目ないな」という思いが若干浮上してしまいました。
肉体的精神的に折れぬ曲がらぬ圧倒的な敵キャラとの全力バトル
ってのが大好きな性分なので、大変贅沢な話ではありますが、
倒してから知りたかったなあ……という思いはしてしまいました。

思い切り熱くなると同時に凄く悔しい思いもしてしまったこのシナリオも、
後はエピローグを残すのみのようで、前2話までに其々の道に立った彼等が、
どんな姿を見せてくれるのか大変気になりますが、
今回の話をプレイする限り、希望の無い道はきっと無いと確信できるので、
心配等はせずに、凄く楽しみにしつつ待ちたいと思います。

書いてる途中で思い出し、また脳が茹ってしまったので、
1日置いた意味も無く支離滅裂な感想となりましたが、
Ch3……大変楽しませて頂きました。